乾燥肌になる原因は?
肌を守る力が、悪い要因に負けてしまった
乾燥肌の原因は1つ
自分の肌を守る力が、外敵からの攻撃に耐えらなくて,その結果
正常なお肌を崩してしまい乾燥肌になったのです。
肌を守る機能をバリア機能と言いますが、肌を守る機能の低下が乾燥肌になった原因です。
では、肌を守る機能の低下を引き起こした要因はなんでしょう?
バリア機能を低下させた要因5つと対策は?
1・気温の変化に伴うエアコンの使用
冬になれば、寒いので暖房のエアコンを入れる。
夏になれば、暑くてたまらないのでエアコンを入れる。
エアコンの送風機は、空気中の水分も一緒に吸収してしまう仕組みになっているので、冷たい風でも暖かい風でも、長い時間使うことにより空気は乾燥していきます。
長時間のエアコン使用は、空気中の水分をどんどんすいとり部屋を乾燥させて、肌のバリア機能もどんどん低下させてしまい乾燥肌になります。
乾燥肌対策は?
エアコンを入れるときは、加湿器を使いましょう。
2・歳を取る事による皮脂分泌量の減少
一年一年、年齢とともに水分、セラミドなどの細胞間脂質、天然保湿因子は減っていくので、これらが減っていくと、バリア機能は低下しやすくなります。
乾燥肌対策は?
年齢とともに減っていく肌の潤い成分。
肌の潤いを増やしてくれる、潤いを保ってくれる有効成分の入ったスキンケア製品を使いましょう。
3・食生活を見直してバランス良く食べる
食生活が乱れていると、体の内側からバランスを崩してしまいます。
その結果様々な体の悩みが出てきてしまい、最悪病院送りにもなってしまいますので、そうなる前に自分の食生活を見直す必要があります。
カサカサの乾燥肌に効果があるとされている栄養素は、タンパク質・ビタミン・必須脂肪酸の3点です。
この中でビタミン類の不足は肌に悪影響が出ます
ビタミン・B群の不足によって肌のバリア機能が低下して乾燥肌になります。
乾燥肌対策は?
ビタミンB群、タンパク質、必須脂肪酸がしっかり摂れるよう次の食品をバランス良く食べるようにしましょう。
ビタミンB2、B6
肌の再生を促したり、細胞の原料となるアミノ酸の吸収を助ける
ビタミンB2は牛レバーや豚肉、納豆に含まれ、ビタミンB6は、にんにくやマグロ、鳥レバーなどに豊富に含まれます。
タンパク質
タンパク質が不足するとターンオーバーが整わず、肌の水分保持力が低下してしまうのです。乾燥肌で大事なのは水分量ですので、これが減少するとカサカサの肌に。タンパク質は細胞の原料となる大切な栄養素です。肉・魚・大豆に多く含まれています。
必須脂肪酸
必須脂肪酸のオメガ3系とオメガ6系は肌細胞の細胞膜を作る栄養素。脂肪と呼んでいますが体に良い、必要な脂肪酸で積極的に摂取したい栄養素の1つです。
オメガ3系はサバやイワシといった青魚に多く含まれ、えごま油や亜麻仁油といったものにも含まれます。オメガ6系はコーン油や大豆油に多く含まれています
乾燥肌に良くない食べ物・飲み物
ファストフード・スナック菓子
ファストフードやスナック菓子は、脂質が多く含まれるうえ栄養が偏っています。過剰摂取は代謝の悪化と肌の乾燥を招くため、なるべく控えましょう。
冷たい食べ物や飲み物も体を冷やして代謝が悪くなり、肌が乾燥しやすくなります。
カフェインの入った飲み物は利尿作用が高く体を冷やしてしまい代謝が悪くなり肌が乾燥するので極力控えるようにしましょう。
4・紫外線ケアで肌を守りましょう
紫外線を浴びると皮膚で活性酸素が発生し細胞に悪影響を及ぼしてしまいます。
皮膚の脂質が酸化するほか、真皮にまでダメージが及ぶと、肌の中にあるヒアルロン酸やセラミドにまで影響が出て、バリア機能の低下を引き起こします。
乾燥肌対策は
日傘や帽子だけでは、散乱光や反射光を防げません。サングラス、UVカットの洋服やスカーフ・手袋、日焼け止めなどが有効です。
5・間違った入浴法・スキンケア法
入浴時にナイロンタオルなどによる洗いすぎや、洗浄力が強いボディソープや石鹸で洗うことによって、皮膚のバリア機能が低下することがあります。また、42度以上の高温の湯は肌から必要な脂質を奪い、バリア機能を低下させます。
乾燥肌対策は
ナイロンタオルは避けて、綿のタオルや手で洗うと肌の負担を減らしてくれます。
お湯の温度は37度が良いそうです。
入浴時には入浴剤を利用して、入浴中に失いがちな保湿成分を補いましょう。それには、保湿成分が配合された入浴剤が役立ちます。
風呂上がりの肌はうるおいを感じますが、このうるおいは長く続きません。入浴により皮膚を覆っている皮脂がとれ、角質層へ一時的に水分が入っただけなのです。
水分はどんどんと蒸発し、急速に乾燥が進んでしまいます。この急速な乾燥を防ぐため、お風呂上がりにはなるべく早く保湿ケアを行うようにしましょう。
保湿ケアには、お肌のバリア機能を保つセラミドや、ヒアルロン酸、アミノ酸などの成分が含まれたものがオススメです!
乾燥肌まとめ
まずは、自分ができることから始めましょう。
生まれてすぐに乾燥肌になったわけではないので、長く積み重ねてきた良くない要因を自分なりに書き出して再確認して対策を講じるのが良いかなと思います。
自分ができる改善ポイントを少しずつでも良いので毎日続けていきましょう。
それが、健康な肌に戻れる第一歩だと思います。
あなたの悩みが少しでもよくなりますように!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
たまちゃんでした。